緑川ゆきの同名コミックを原作とするテレビアニメ「夏目友人帳」の劇場版第2作で、原作コミックの人気エピソード「石起こし」「怪しき来訪者」の2編を映像化。夏目は森の中で、小さな妖怪ミツミと出会う。ミツミは神格の妖怪・岩鉄を深い眠りから覚ます「石起こし」の役を任されているという。しかし褒美の酒を巡り、ニャンコ先生や妖怪たちがミツミの役目を横取りしようとする。ミツミを気にかけた夏目は、手助けすることになるが……(「石起こし」)。田沼のもとに現れた不思議な来訪者。毎日のように訪ねて来ては、少しだけ話をして帰っていく。夏目はその正体が妖怪だと知り心配するが、田沼は妖怪との交流を楽しむようになっていた。妖怪に悪気はないようだが、田沼の体調は徐々に悪くなっていく(「怪しき来訪者」)。